本ばれんは竹皮(左:古)、
ばれん芯(右)(竹皮芯によく似た性質をもつテトロン/ナイロン併用素材で編み上げたもの)、
当て皮(中央)(和紙を何枚も重ねて漆塗りをしたばれん芯をおさめる皿状のもの)でできています。
まず新しい竹皮を湿らせ、作業しやすいように息を吹きかけ湿度を加えつつ暖めて柔らかくする。
竹皮のスジを適度につぶす。
皮が柔らかくなって、広がります。
握る部分以外を切り取る。
竹皮の上にばれん芯、当て皮を置き、竹皮を内側に折込んでいく。
折込めたら握る部分もねじり上げる。
できた方をしっかりと押えて反対側も同じ要領で行う。
(この一連の作業は人によって多少差があります。)
初心者には難しい作業で学生にはきっとムリ。。。
ですが、職人さんの手にかかればホントに美しいばれんとして生まれかわります*
ですが、職人さんの手にかかればホントに美しいばれんとして生まれかわります*