2008年8月27日水曜日

♠次回更新は9/1です♠

❖何度か登場ているPCルーム。
◎Windows、Macintoshが5~6台づつ入ってます。
中央にスキャナー、インクジェットプリンター、レーザープリンターがあります。
大学内にはパソコンを自由に使える施設が他にもありますがハンガコースの学生の殆どはココをよく使ってます。
開放時間があるのですが合評前や就職活動、展覧会前になると遅くまで粘る学生が続出します!!

❖資料室
主に非常勤の先生の控え室兼、学生が制作で必要な道具、図書の貸し出し場になってます。
また、だいたいは助手もしくは技術補助員がいます。

❖掲示板
この2つの間に各学年への掲示物が貼り出されます。
他にも展覧会情報や公募情報、就職案内コーナー(掲示板)があります。

2008年8月26日火曜日

♣銅版で使います♣

今日は銅版画で使う施設の一部をの紹介をします。
❖腐蝕室
この容器に腐蝕液(塩化第二鉄)を入れて腐蝕作業を行います。
◎銅版を液体によって腐蝕させ凹みを作ります。<製版>

❖インクを詰める
◎ガラスの台の上がインクを練ったり詰める(塗る)スペースです。
◎真ん中の黒い台はフォーマー。版を暖めます。ここでインクを詰めたりもします。
◎棚や引き出しにインクやインクを拭き取る道具などが入ってます。

❖水湿し場
◎刷る前に紙を湿らせます。インク

❖プレス機
◎昨日ご紹介したリトプレス機とは異なります。
版→紙の上にフェルトが必要です。また、プレスローラーが上下に2つあってその間を通すような感じになります。

2008年8月25日月曜日

リトグラフで使用

今日はリトグラフ「石版画」で使う道具の紹介をします。
❖版 ◎石(=リトの意)もしくは金属板(アルミ板やジンク板)に描画します。
石といっても何でも良いのではなく石灰岩の表面に細かい砂目を立てないといけません。

❖リフター ◎大きなものだと手で運べないのでこれを使います。

❖ローラー(下)とスキージー(上) 
◎ ローラー製版と刷りで必要です。製版ローラーは裏革を巻き付けたもの。刷りのローラーはゴム製やウレタン製のもの等。
◎スキージーは木に革を張ったものと合成樹脂のものがあります。

❖プレス機 圧力をかけて紙に転写します。


◎使用例。圧力をかけてます。

asahi.comで見れます!


昨日、ハンガコース卒業で現在、東京芸大大学院美術研究科の南川憲二さん(13期生)らの表現集団によるプロジェクトが記事になりました。小学3年生男児のアイデア「地面の中の家がある」を現実化したもの。
→建てたばかりの家を重機で埋める作業。プロジェクトのメンバーが名残惜しそうに見守った=取手市小文間

詳細はこちらでどうぞ。
http://www.asahi.com/housing/news/TKY200808230244.html

2008年8月21日木曜日

AO入試最終日★

4日目、写真のワークショップです。
最近はデジタルカメラが主流ですが、ハンガコースにはデジタル一眼レフカメラとフィルム一眼レフカメラの両方を持っています。
以前紹介しましたがフィルム一眼レフカメラ<アナログ>のカメラ(写真)の授業があります。
今日はフィルム一眼レフカメラの紹介をします。
❖ハンガコースが持っているフィルム一眼レフカメラーーー Nicon FM10

❖フィルム現像に使う道具
◎(右)リール。完全暗室でこれにフィルムを巻く→→
◎(左)タンク。これに入れて現像する。

❖現像、プリント作業で使う薬品を作る。
◎比率や時間が重要です!!!

❖引き伸し機
◎プリント作業で使う。この機械にもレンズを装着します。
高さを上下さす事でプリントサイズを変える事ができます。

❖乾燥機
◎出来上ったプリントを手前の機械に入れて乾かします。

2008年8月20日水曜日

AO入試3日目☆

今日のワークショップはシルクスクリーンです。
刷りの行程で使う道具を紹介します。
❖薄緑の机が刷台<小さい穴がたくさん穴が開いていて電源を入れると空気で吸引。紙がピッタリくっついてくれる>、
◎紗枠<これが版となりイメージを感光させて定着させます。光を通さなかったところが穴となりインクを紙にのせれる>、
◎スキージ<これで紗枠の中のインクを下の紙に落とす(刷る)>

❖大小たくさんの紗枠があります。
は解版(イメージを消す)すれば何度使う事も可能。

❖壁に付けられた棚。
長さの違うスキージがいっぱい並んでます。

❖インク置き場。
手前のインク台の上にあるのが感光乳剤(光に反応する液体)を入れて紗枠に塗る時に使うバット。

2008年8月19日火曜日

AO入試2日目

今日は午前:紙漉き・午後:木版画です。
木版画というと多くの方が小学校や中学校で経験されていらっしゃると思います。一番馴染みのある版種ではないでしょうか。
日本では浮世絵が有名です。
ここではハンガコースの木版画で使う道具の紹介をします。
❖彫り道具
彫刻刀(右から)切り出し・丸刀<大・小>・三角刀<大・小>・平刀・丸のみ・平のみ

❖彫台
版木を彫る際に滑り止めになり、彫りやすくなる<止め台ともいう>

❖摺り道具
(手前から時計回りに)
見当<紙の中央に摺るために使ったり、多色版の時に活用>、
刷毛<紙を湿す時等に使用>、
バレン<これはディスクバレン。他に竹皮の物など何種類かある>、
丸刷毛<絵の具を版木に刷り込む時に使用>、
小刷毛<丸刷毛と同様。細かい部分に使う>、中央は版木

2008年8月18日月曜日

お盆あけました


版画コースは今日から4日間、AO入試です。
試験(ワークショップ)は午前中から始まってます。
今日はポリマー版画を行ってます。





*版画コースのAO入試は版画制作の現場である工房で、教職員と共に数日間共同で作業したりコミュニケーションを重ねます。それらを通じて、従来の入試では見えてこないあなたの個性や才能や人間性を発見することでもあります。また、あなたが工房での作業体験を通じて版画の多様性を発見し、将来の版画表現に希望を持てるよう指導します。

2008年8月12日火曜日

スタジオ撮影

この写真は3回生のポートフォリオ制作での様子ですが、普段も上級生はこんな風に自分の作品撮影をしています。



精華大学は明日からお盆休みに入ります。
版画コースのブログもお休みします。
次回は18日です。よろしくお願い致します。
皆様、良いお盆休みをお過ごし下さい。

2008年8月11日月曜日

ハンガポスター

今年、版画コースのポスターができました!




イベント等がある時に出現します。

版画コースの目印にして頂ければ幸いです。

2008年8月6日水曜日

教員の展覧会


池垣タダヒコ展
recent works of tadahiko ikegaki


2008.8.18(月)ー23(土)

日曜日休廊/11:00-19:00
最終日8.23(土)は17:00まで
信濃橋画廊
大阪市西区本町1-3-4陶磁器会館B1
Tel:06-6532-4395

入口

今日は版画コースのある建物ー対峰館の紹介をします。
見た目以上に迷路のようになってます。今、大学内で1番新しい建物。
入口は大きく分けて3カ所あります。

駅やバスの停留所などから一番近いのがコレ↓
左は本館の建直し中▲奥は紙工房です。<1F>

最も出入りの多い(たぶん)のがココ↓2Fに繋がってます。

色んな建物が集まってる広場が目の前にある出入口がコレ↓
自在館、光彩館、流渓館、5号館が隣接してます。

建物の中央部は吹き抜けになってます↓
左の手前が紙工房、右が就職課。正面に見えてる三角の壁の一番下が1回生の教室▲その上がスタジオ・暗室前の通路△
ときどき学生達がバトミントンなどをしてます♩

2008年8月5日火曜日

合評風景


前期シルク基礎の合評風景。<3F工房>
この写真の時は、ある学生が提出作品以外に、制作途中で色を変えたり版を少しアレンジしたものが他にもあったので、それを出してきてプレゼンしてました。
合評の後、全員で工房掃除をしました。

ドバッと展覧会のご案内⏎


Art Camp 2008
会場 第1会場(1-3期):ギャラリーヤマグチクンストバウ 
大阪市港区海岸通1-5-25商船三井築港ビル地階 
Tel:06-6577-0998/E-mail k.bau@g-yamaguchi.com
第2会場(3期):サントリーミュージアム天保山 大阪市港区海岸通1-5-10
レセプションパーティー:各会期の土曜日(8/16,9/6,9/27)17:00-20:00@ギャラリーヤマグチクンストバウ
会期:第1期 8.12-8.31 中井萌さん(研究生)他 第2期 9.2-9.21 森糸沙樹さん(大学院1年)他
第3期 9.24-10.13 招待作家としてー山口義順さん(非常勤講師)と、福永晶子さん(研究生)他
時間:ギャラリーヤマグチクンストバウ12-7pm(最終日-5pm) 会期中無休
   サントリーミュージアム天保山10:30am-20:00pm(最終日-5pm) 会期中無休





JAPANART NEXT 2008 for west | 次世代のソース展
場所:海岸ギャラリー・CASO 大阪市港区海岸通2-7-23 Tel:06-6576-3633 / URL:http://www.cwo.zaq.ne.jp/caso
時間:11am-7pm(最終日-5pm)
会期:前期:8.12(火)-8.24(日) 柴田美春さん(大学院1年)他
   8.16(土)3pm−ギャラリートーク 5pm-レセプションパーティー
   後期:8.26(火)-9.7(日)  8.30(土)3pm−ギャラリートーク 5pm-レセプションパーティー












1floor 2008    No potato of name
8.23(sat)-9.7(sun) 11am---8pm(最終日-5pm) 火曜日休館 入場無料
8.23(sat)---5pm-アーティストトーク 6pm-レセプションパーティー
青田真也(卒業生ー16期生)、八嶋有司、吉田周平

神戸アートヴィレッジセンター
http://www.kavc.or.jp/art/1floor/








コマスケール展
迫鉄平(1回生)、藤野裕美子、時本博暢、和田萌恵
日時:9/9(tue) -9/14(sun)  
11am---8pm (日曜は6pmまで/月曜休廊)
場所:Art Space 飄
京都市左京区下鴨狗子田町3-4(地下鉄烏丸線北山駅1番出口を東へ徒歩1分南側) 
Tel 075-723-7708
コマスケールブログURL
 htp://ameblo.jp/seika-comascale/

2008年8月4日月曜日

前期の…

前期中に行われた授業で、これまでご紹介できてなかった事を夏休み期間にときどきUPします。今日はその1回目。
3回生の写真の選択授業での様子。
学生達は先生の作品を前に集まってます。

ラムダプリント作品:印画紙に光で画像データを焼きつけ、カラー現像と同じ行程をたどって出来上るもの。良質のため高級品。と
インクジェット作品:画像データを専用の紙に顔料インク等で吹き付けて出力したもの。デジカメが普及して以来主流で手軽。
を見比べてます。
ラムダプリントは大学ではできませんが、インクジェットはコース内に大型機(後ろに写ってる機械)があるので学生は自由に使う事ができます。普段は中型機の使用が殆どですが、A2以上に大きく出力したい場合に活躍してくれます。

2008年8月3日日曜日

⁑⁑⁑夏のオープンキャンパス終了⁑⁑⁑

3日間続いたオープンキャンパスも無事終わりました。
ハンガコースのワークショップに参加して下さった皆さん、工房を覗いて下さった皆さん、
そして精華大学に来て下さった皆さん、
ありがとうございました!!
授業内容や学生達の学校生活が垣間見れましたでしょうか?

↑スタジオで撮影

↑PCルームで編集→シルク工房で製版してTシャツに刷りました。

↑パルプを漉いてます

↑何色も漉いて重ねていきます
↓乾燥中。ブックカバーがたくさんできました♪

9月の末に最後のオープンキャンパスを開催します。
少しでも興味を持って下されば是非いらして下さい!

〜きっと見つかるあなたの表現方法〜

2008年8月2日土曜日

明日は最終日です!

今日のワークショップでできた蔵書票(左)とチャ−ム(右)↓

明日はシルクスクーンでTシャツ作りと紙漉きでブックカバー作りをします。

「ハンガってどんな事をするの?」
と思ってる方のために1回生の課題展示や上回生の参考作品を展示、版画コースで使う工房・スタジオ等の案内をしてます★
この機会に対峰館2F,3Fまで足を伸ばしてみて下さいね!

〜きっと見つかるあなたの表現方法〜