<未公開の授業風景シリーズ>
後期・2回生銅版基礎
銅版だけでなく、他の版種でも考えることですが、
特に紙に水分を含ませて刷った場合、
作品を刷り終えると、
紙が水気でふにゃ〜としてしまいます。
そのままでは格好良くないですよね?
そこで必要となるのが ☍水張り☍
刷った直後にまだ水気があればそのまま。
なければもう一度軽く紙を湿らせ、
板に作品を置き、
☉水張りテープ☉(片面に糊が付いていて濡らすの糊成分がでてくる紙テープ)で作品の四辺をはる。
すると、
✦乾燥する時に作品がピンッと張ると言う仕組み✦
季節にもよりますが1日程置けば乾燥し、
カッターで作品部分を切り取れば✧OK✧
ただこの方式だと
作品にくっついたテープ部分を更に切り取らないといけなくなってしまうので、
少しでも紙を切らなくても良い方法があるのです!!
それが
✦袋張り✦
テープを貼る時に、
作品に貼る部分の2/3位まであて紙(↑↓広告紙にしてますね)をあてて貼るというもの。
こうすれば最終的に切り去らなくても良い
紙の部分が少なくなります✩