先日2回生で
ウォータレスリトグラフの基礎授業のお話をさせて頂きましたが、
3回生にもレクチャーがあります⦿応用編です★
基本的に
は武蔵篤彦先生(教授)の
ゼミ生(主に平版を専攻してます)に向けてものです。

右:
ダイヤマット(製図用フィルム)にアクリルガッシュの黒でイメージを描き、
コレを
原稿とします。
ウォータレスリトグラフの版はアルミ板にシリコンが塗ってあるもので、
露光機で30秒ほど感光させ、
現像液で製版します。
(現像液を専用のブラシで版面をなでるように動かすと描いた部分のシリコンが剥がれていきイメージが現れます)
イメ−ジが
どピンクなのは製版部分が
わかりやすいように染色液をつけていてそれがピンク色をしてるのです。

イメージが現れたら
後露光をします。
版を
強化するため。

このあと、
ニードルで版面を引っかくとその部分のシリコンが削られ、それもイメージとして出てきます。
感光しないような
細いラインがつくれます◉
この後もうすぐ刷れます!
☆スピーディー☆
ダイズ油脂からできたインクを使います◯
ローラでインクを版面に転がすと
イメージの部分だけにインクがつきます。
(描画しなかった部分はインクとシリコンが反発し合ってインクがつきません)
平版で、リトグラフより
早くて失敗が少ない技法だと思います。
にじんだイメージ表現は少し苦手ですが
ラインは得意です◎