◇木版リトグラフ◇
のレクチャーが牧野ゼミで行われました。
木版なのにリトグラフ?と思われるかもしれませんね。
どういう事かというと、版は木を使います。
それにソリッドマーカー<強力な油性の性質でクレヨンのようなもので文房具屋さんなどで売ってます>で描画し、手描きの風合いに、プラス、彫刻刀で彫りの要素を加える事ができます。
刷り方はリトグラフの油と水の反発生を利用します。(インクは油性)
プレス機は銅版や木版用を使用。
でも、色々注意点があります!
まず描画はソリッドマーカーか解墨を使います。(リトクレヨン・ダーマトグラフは使用できません!)
その後、明晩と膠を溶いた液体を塗ります。コレで版木を油性分に反応する性質に変えます。
次にアラビヤゴム(アラビアゴムノキ等の植物の樹皮の傷口からの分泌物)を塗り時間をおきます。
刷の時には塗ったアラビヤゴムをスポンジで拭き取り、インクをローラーで転がすと描画部分だけにインクがのります。
このとき乾くと描画部分外にもインクが付いてしまうので水分量には気を付けて!
インクが付いたら紙を置いてプレス機でぐるんぐるん回します!
どれどれ、刷りはどうかな?
こんな具合!まずまずの出来ですね♪
1回目の様子を見て2度目の刷にいかしていきます⦿