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2010年3月24日水曜日

浮き出るイメージ

寒の戻りという感じで今日は寒いですねー☃

<木版画技法紹介>

拓摺り

《湿拓》
版木に湿らせた紙を置き、油性インクタンポ(布にスポンジや布を入れたてるてる坊主みたいなもの)につけ、
少し圧力をかけながらポンポンッと叩くような感じで色付けする。


《乾拓》
同様のやり方ですが、
こちらは水性絵の具タンポに付けて紙を湿らせずに版のイメージを写し取る。



圧力の掛け方でイメージの浮き出方が変わり、柔らかい印象と、強い印象とを作れます。
またタンポの使い方次第で一版で多色もカンタン


また、木版に限らず凹凸のあるものを写し取る方法で湿らせないやり方をフロッタージュともいう。
本体にキズをつけずにできるので石碑の文字や土器など貴重の物の凸部の形状を転写できます◎◎◎

2010年3月17日水曜日

2回生✶秋✶

<未公開授業写真紹介>

後期/ウォータレスリトグラフ



感光させて製版するため、
フィルムに絵を描きます☀



デジタルイメージも作れます


原稿


レーザープリンター(レーザーを感光に利用する印刷機)で出力


こちらは
同じく後期/木版画


木版は1回生でもやったのでその応用編
腕は上がった?


絵の具をのせた版に紙を置く時、
ズレないよーに、
イメージのまわりを汚さないように、気を張ってます⚡



先生に進行状況を相談しつつ
作品へ近づけていく✠✠✠

2010年3月2日火曜日

いつもと違う

今日は版の裏表いつもとひと味違う表現を感じる木版画技法を紹介します。


<裏彫り法>

右の色だけがついた版木を刷ったのですが、刷れたものには模様ができてますよね。
版木には何も彫ったあとがないのに不思議〜◈

なぜでしょう?



コレ▲さっきの版木の裏面

表は何もしていませんが裏面にイメージを作ってありました。


版木の裏面を彫刻刀などで彫り、表面に色(インク)をつけ、

プレス機で圧力をかけると彫った部分は圧力が抜け、
インクが紙に写らないという仕組みになっていたのです!!


表面にイメージを彫った時と違って
✰彫り跡の輪郭が柔らかくできるのが特徴✰

似たようなやり方で
<針金法>というのもあります。

これは、版木には何も手を入れません
針金や、金属質のものを使って、イメージを浮かび上がらせる技法。

種も仕掛けもない板の上に
針金などでイメージを作り、それを置きます。
そこへインクをつけた板を重ね
その上に紙を置き、
更にまたまた種も仕掛けもない板をのせ、プレス機で圧力を加えると、

針金のイメージ部分だけ紙に刷れるというもの。

この方法だけで作品を考えるのは少し難しいかもしれませんが、
他の手法と組み合わせると不思議な印象の作品になりそうですね✦✧

もう一つ、
<陰刻法>


黒い紙(墨汁で染めてます)に白のガッシュ(絵の具)で刷ったもの。

もちろん白以外の色も使えます。
普段は白い紙に刷ることが多いのですが、
黒い紙を使うと絵の具の発色も変わって、
☉☉すこし年季の入った風合いのものになりそうですね☉☉


✦応用すると一版で多色刷りもできます✦

2010年2月22日月曜日

09秋ぐらいです

<紹介できていなかった学生の作品>


2回生が取り組んだ木版基礎

水性木版画
多版多色(何枚かの版を使い、色も何色も使って1枚の作品に刷上げる)で制作。

こちらの作品は最終形態は1冊の本仕立て
油性木版もしました。油性絵の具を使ってプレス機で刷る。
手でもできますが、より強い圧力をかけた方がキレイな色面が作れます。

逆に自然素材(木)を生かしたやさしい表情も得意とします。

木版画はこんなモノクロの作品イメージが強いようですが、
見て頂いたように、
カラフルで、柔らかな感じ
インパクトのあるイメージの両方の作品ができます★

2010年1月19日火曜日

作品紹介♦木版画♦

日中は寒さが少し和らいでましたね❂

✽1回生木版画基礎の作品をご紹介します✽

まずは一版でモノクロ作品
次に多版多色(版を何枚か使ってイメージを重ねて作るカラーの版画)をしました。

モノクロの作品をいかし色に分解してカラーの木版画にしたり、







ぜんぜん別のイメージでつくったり。



最も馴染みのある版種ですが、意外とモノトーンな印象をお持ちの方が多いように思います。
でも観て頂くと、きっと、木版画に対するイメージが膨らむはず✧✧✧


授業の様子は☛☛<11/3><11/16>でどうぞ!

2010年1月4日月曜日

'09の出来事 

今日から‘仕事始め’という方も多いと思います。
本学は明日5日から授業再開です。

皆さん、お正月は如何でしたか?
下宿している学生は実家に帰って久々にご家族や地元の友人とゆっくり過ごせたでしょうか?
特に遠方からきている学生達はのんびりできたかな???

本日は09秋にありました
☆✯大阪信愛女学院高等学校の生徒さん✯☆との
  模擬授業(高校生が大学に来て、実技授業を体験するというもの)の様子をお届けします。
場所はもちろん版画コース。@プレゼンテーションルーム

指導講師は牧野先生
授業内容はかた〜い木を輪切りにした版を彫る木口木版画
信愛女学院高等学校を卒業し、版画コースに入った学生がアシスタント♧
懐かしい高校時代〜を振り返りながら後輩達楽しそうに談話しています❤

高校の先生模擬授業に参加☆
みんな集中して制作してます。
いよいよ版を摺ります☝とても楽しみです♬
♛出来上がり♛
みなさんはじめてとは思えないできばえでした!

2009年12月11日金曜日

組み合わせる

今日は木版画の技法を2つご紹介します。
⓵<彫り進み法
木版画制作の場合、版の作り方には大きく別けて2つあります。
一つは色毎に版を分ける分解法版木が何枚か必要となります。
もう一つは一つのイメージを刷ったら、更に彫りを加えて刷るという工程を繰り返して作る彫り進み法

この方法だと一度彫ってしまうと元には戻れないのですが、版木が一つなのに何枚も重ね合わあせたように見えます。

エディション(同じものが沢山ある状態)が欲しい場合は、
最初のイメージを彫ったら、欲しい分だけ刷っておきます。


イメージを作って一度刷ったら、また彫る。
先程刷った紙に刷り重ねます
色は自由に使えます。
そしてまた彫る。
で、2回摺り合せた紙にまた摺り重ねる。

完成まで、これを繰り返す訳です。

彫り進みは版木を見ると一番最後に彫った状態が残ってるので
⬆のように前のイメージが無くなった???となりますよね。

でも


紙の上では確実に一回一回作ってきたイメージが重なり合ってます✧✦✧
ちょっと不思議に思うかもしれませんね。

それから、彫り進みだとずっとその方法でないといけないという事ではありません。
分解法と彫り進みを✧融合✧してももちろん良いのです✯

⓶<パズル法
版木を刷りたいイメージのカタチにのこぎりなどで切り取り、
切り取った版毎に色をのせて、
それらを合わせて刷るというもの。


これはひとつずつインクをのせてから一気に刷ります。
なので、水性では乾燥してしまうので、基本は油性です。

今回のデモではラワンベニア板と言って、木目がくっきり出てくる合板を使いました。
シナベニア板(合板)にすると、木目が出ない刷り上がりになります。

⬆版木に一部セロハンテープを貼って、インクをのせてから、一度余分なインクをふきとり刷るという凹版刷りにしました✯
セロテープのように厚みの薄いものでも凹版刷りだとこんなにしっかりしたイメージになるんですね
✦スゴい✦✦

デモでは一枚の版木を全部カタチに切って、それらを合わせてますが、
全体のイメージの一部にだけパズル版を入れて✧融合✧してもOKです!

そんな感じに色んな技法を組み合わせてイメージ作りをすると、
「えっ、これどんな風に作ってるの?」
と、一つの技法ではなかなか出せない、イメージの絡み合いがおもしろい作品になりますね♚

2009年12月4日金曜日

✪新兵器登場✪

今日も☁雨が降ったり☂止んだり☁
パッといない天気ですね〜。この雨で沢山の落ち葉ができそう。


ヴゥーン・ブーンン、ヴゥーーーーーン
と版画コースに響き渡る音♩
なんだろう!?
教室に入ると

彼女が持ってる彫刻刀
何だか大きい⦿
持ち方もいつもと違う⦿


コレは

木版画の隠れアイテム “ 電動彫刻刀 ” だ!

でも大げさのものではありません。

広い範囲を沢山彫る時、時間も掛かりますし、手,指が痛くなります⤵⤵
ちょっとした油断で刃が走ってしまって肝心なところまで彫ってしまった!
なんてことも。

そういう時のお助けマンですね➹➹➹
木版画以外にも使えますよ✌



しばらくして音がしなくなったな〜と思って覗いたら
彫り疲れて寝てましたzzz

あつ
シャッター音で起きた。

そしてまた版木に向かったのでした。
4回生、疲れで✚ケガしないよーにね✚


1回生の教室でも

zzz

おやすみ〜

2009年11月30日月曜日

♢♦最終日♦♢

あっという間に11月最後ですね。
そして、1回生木版基礎、2回生シルクスクリーン,銅版の授業も最終日です▲▼
イコール ✸大合評会✸ です!
その模様は後日お伝えさせて頂きます。

今日は1回生・木版基礎の第2課題、多色摺りの様子をご紹介します。

多色摺り、要するにカラー木版画
↑<ぼかし摺り>のレクチャー。
ぼかし摺りは、大きく別けて片ぼかし、つけ合わせぼかしがあって、
片ぼかし:ぼかしたい1色と水でグラデーションさせます。
つけ合わせぼかし:ぼかしたい色を2色でグラデーションさせます。片ぼかし以上に気を遣います。
どちらも版木の上でグラデーションには丸刷毛や手刷毛(木版の摺で使う刷毛)を巧みに使い行います。
ぼかしは単色で摺るよりずっと難しいのです。

❖他にも一文字ぼかし、大ぼかし、当て無しぼかし、中段ぼかし、ムラぼかし、などなど
言い方を変えたり、ちょっとした違いがあるようで種類が豊富♕

ぼかし摺の後、最後に主版(イメージの大きな構成を左右する輪郭のような版の事)を摺り上げた直後。

川端先生の版木。
多色の場合、一版で、色分けして摺る事もできますが、(一版多色)
このように、色毎に版を別けて作り、刷り重ねていく場合もよくあります。(多版多色)
中でも色毎に版を別けて製版する事を<分解法>と言います。
主版を基準に色分けして製版する(絵全体に輪郭線がある感じ)場合を<主版法>と言います。浮世絵はコチラになります。

先生の作品も沢山見せてもらいました。



ドライラック(乾燥棚)にいっぱい❂❂❂
この時はまだ色や彫り具合などのテストでもあったと思います。
もしくは完成すると、何枚か同じように摺る(エディション制作)学生もいると思います。
提出作品はまた今度。お楽しみに〜❦