2009年10月31日土曜日

Trick or treat★*

☆♦Happy Halloween♦☆

今日はハロウィン♪
街にはカボチャはもちろん黒猫,魔女,コウモリなどのオブジェが見られますよね〜*
基本的には“魔除け”だそうです。
明日からきっといいことがあるはず♪

版画コースの10月31日は、

牧野 浩紀先生(特任講師)のお誕生日です♣
・★・♬・HAPPY BIRTHDAY・♫・★・

牧野先生にとって素敵な一年となりますよーに゜。



それから11月1日〜3日は《木野祭》
本学のイベントの中でも一番の盛り上がりっ↑↑といっても過言ではありません!
お時間ございましたら一度遊びにいらして下さい!!!

2009年10月30日金曜日

徐々に焦りだす

4回生、清水先生の授業<9/25>では、毎週2〜3人の学生が順番に作品批評を受けてます◎

これまでの作品と、現在進行中の作品を観てもらい、
作家として表現するためであったり、
卒業制作に向けての大きなアドバイスとなってます◉◉◉

水性木版画で作品展開していて
“時間の経過”をテーマにしています。

メッシュにシルクスクリーン自分や家族の写真画像を刷ってます。
どんなカタチでのみせ方にも悩んでるそーですが、何を選びとるかがもっと大切。

自分のも人のもどんな講評になるのかはとっても気になるもの。

“痕跡”をテーマに色々な表現方法を探ってます。
手漉きの紙に主に人型にヘアピンを並べてピンのをつけた作品など。



アニメーション制作に励んでるコもいます。
お手製のぬいぐるみをデジタルカメラで撮影し少し動かしてはまた撮影。それらを繋げて動画にするコマ撮り
手が写ってしまうので、一つづ手を消す。という気の長い作業を日々やってます。

とある日の公房で

集ってる4回生。
真ん中にはパンダのぬいぐるみ
癒しですか??


☆★みんなガンバレ★☆

2009年10月29日木曜日

スクリーンプリントとも言います。。

2回生は銅版画チームとシルクスクリーンチームに分かれて授業を受けてます。

シルクスクリーンは基本4版種(木版,銅版,石版,孔版)の中の
孔版に分類され、他の3つのよりも新しい版種です。

なぜ<シルク>とついてるかというと
昔は版材となるものがを使っていたからです。
今は絹よりインクの通りが良いテトロン,ナイロンで織られた布を使う事が多い。

まずは版作りからはじめます。
専門の業者に注文する場合もよくありますが、授業ではココから行います⦿

紗張りと言って紗枠(金属フレーム)に紗(テトロン布)を張る事です。
同じ紗で違うイメージにしたい時も洗えば何度か使えます。

紗枠に接着剤を塗布する。
乾燥したら
紗枠の周りにテンショナー(エアーコンプレッサーを使って張りを与える機械)を設置して
紗を置く
<テンショナーではなくヒッパラー(布や紗を引っ張る道具)やペンチでも代用可>

テンショナーで紗を挟み
エアーコンプレッサーをスイッチON★☆

紗が張ったのを確認したら、
溶剤を滲み込ませた布を紗の上から撫でると接着剤が溶かし
紗と紗枠をくってけます。
ドライヤーで乾燥

余分な紗を切り取り、
補強のために
テープで固定したら♫できあがり♫

担当中川 久子先生(非常勤)
よろしくお願いします!

2009年10月28日水曜日

凸版の代表

版画の中でもきっと一番よく知られている版種といえば

木版画ですよね。

1回生がその木版画の基礎授業に入ってます。
墨によるモノクロ作品多版多色作品とを制作します。
2つとも水性です。

一つ目:一版白黒作品

まずはクロッキー、ドローイング、アイデアスケッチなど、
そしてエスキース(作品の構想を固める時、スケッチやクロッキーをもとに、全体の構図、配色などを決めるためのもの)をします。


決まったら版木に描き写し

彫ります♦♦♦

エスキースも含めてですが、
だいたい6種類の彫刻刀(丸刀,三角刀,平刀,切出刀,丸のみ,平のみ)を使って彫ります。
それらの特性に合わせて彫るなど、
先生に相談しつつ進めてます。

彫った部分が分かりやすいように版全面に薄墨を引きます。

彫刻刀より前に手を置くと危険だから気をつけて!!

担当は
新任川端 千絵先生(非常勤)
よろしくお願いします!!

またこの授業は牧野先生(特任講師)も担当されてます。

2009年10月27日火曜日

◆同期生対談◆

今日は版画コース ’09<卒業生トーク>第2弾を開催しました◎
「学生から美術作家として」
  阿部大介×衣川泰典

阿部さんは版画コース卒業後、愛知県立芸術大学大学院を修了され、
数々のグループ展での発表をされ、現在、名古屋造形大学の工房職をされてます。

衣川さんは以前からブログでも紹介しておりますが、
版画コース卒業・本学大学院を修了され、
多数の個展、グループ展での発表をされ、現在、本学版画コースの非常勤講師されてます。


偶然にもつい最近ほぼ同時期東京でそれぞれ別のギャラリーでの個展を開催されたばかり!!
そんな若手美術作家として精力的な活動をなさってるお二人によるアートトークとなりました◉
ちなみにまた、お二人は12期生で大学入学前の画塾からのお付き合いだそうで、
“くされ縁”だとおっしゃってました。


まず、お一人づつ学生時代の作品から近作までのスライドレクチャーをして頂きました。

(左)衣川泰典先生   (右)阿部大介さん


学生生活から今に至る制作経緯。
友人知人との出会い、

学生から作家へどんな風に活動されてきたか、
ギャラリーとの繋がり、

お二人が参加されてるフリーペーパーについて
愛知と京都との差、などなど


学生の間は大学施設で制作できる訳ですが、
卒業後作家として作品制作を継続していくのはそんなに容易な事ではありませんが、
制作場は見出していかないといけないし、
作りつづけたいという思い人との出会い大切
というようなお話が聞けたと思います。


阿部さんの実作品↑↑
発泡バインダー、染料、発砲ウレタン


柔らかさのある不思議な触感で、
みんな何度もそれを確かめるように触らせてもらいました。

作り方の行程や材料についても質問してました。

阿部さん、衣川先生、
本日はありがとうございました!!


また今日聞けなかったお話も
展覧会、授業で聞かせて下さい!

2009年10月26日月曜日

銅の版面は。*美しい*。゜

◇2回生・銅版画基礎が始まってます◇

版の下準備

銅板切った後、プレートマークを作ります
銅板の周りを金ヤスリで斜めに削る

そして版全面をピカール(金属磨き)磨きます*
(時にピカールの前にペーパーヤスリで、銅板の傷を消してから磨くとよりキレイな版になります)
※この磨き作用で顔が映るくらいにしておくと刷りの時、余分なインクを拭取りやすく、描画部分以外がきれいにぬけてくれます。

プレートマーク:刷り上がった時に銅版画の周りに見える少しくぼんだ部分。
丁寧に作れば、イメージをいっそう美しくみせてくれる銅版画特有のものです。

↑みんな一生懸命磨いてますね↑


゜。☆*ピッカピカ*☆。゜

イメージを描く
エッチングの場合、金属に描いたイメージを酸で溶かし、凹んだ所にインクを詰めて刷る腐食法です。
インクをつけたい部分だけを溶かすために最初に版全面にグランド(防蝕剤)を塗ります

イメージをニードル(針)で描いていきます
銅板の色が見える位グランドを剥がすという具合です。

茶色く見えてるところがグランド
右の道具がニードル

担当お二人の先生。
お一人は黒木 美希 先生(非常勤)
よろしくお願いします!

静岡と京都、大阪×2の展覧会


THE LIBRARY 「本」になった美術

2009.10.24-12.20
10:00〜19:00
月曜休館(但し10/26,11/2,11/23は開館、11/24は休館)
入館料:高校生以上500円


静岡アートギャラリー
〒422-8067 静岡市駿河区南町18-1サウスポット静岡3階
tel:054-289-5400
http://www.art.shizuoka-city.or.jp

版画コースの卒業生、松永亨子さん(14期生)が出展されています★
「本」のカタチをもとに45名の作家が制作した様々な作品が紹介されています。

●開催中●


京都市美術館コレクション展 第3期
「儚きもの」



2009.10.24-2010.1.17
9:00〜17:00
月曜休館(但し11/23、1/11は祝日開館)
入場料:大人500円、小・中学生:300円


京都市美術館
〒606-8344京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内)
tel:075-771-4107
http://www.city.kyoto.jp/bunshi/kmma/
●開催中●

●ワークショップ●
「つかの間の“ワタシ”ーコラージュで自画像をつくろう」
日時:2009.11.22(日) 13:00〜16:00
講師:衣川泰典(美術作家)

♢大量消費社会の中で捨てられていくチラシやパンフレットなどの印刷物—印刷物の命は短く、儚いものと言えますが、そこに刷られたイメージには、ときに忘れがたいものがあります。そのような印刷物の断片を集めて、「現在」というつかの間を生きる“私”の姿を描いてみます。
♢中学生以上対象、参加費は1000円、申し込み締切は11/12(木)

↑版画コース非常勤講師の衣川先生が上記のワークショップで講師をされます★↑
皆様どうぞご参加下さい♬




ART STREAM 2009 in Suntory Museum
新進アーティスト55組の展覧会&マーケット

2009.10.31-11.1
10:30〜17:00
入場無料

サントリーミュジアム[天保山]
地下鉄中央線大阪港駅下車徒歩5分
tel;06-6577-0001


版画コースの4回生 鮫島ゆいさんDAICHI(松崎麻美さん)と卒業生の藤原杏菜さん(17期生)が出展しています★
様々な作品を一堂に見れるチャンス!






福岡 舞子   個展
「 」と その周辺


2009.11.7-11.28
12:00〜19:00
日・月・祝日休廊

Gallery Yamaguchi Kunst-Bau
〒552-0022 大阪市港区海岸通1-5-25商船三井築港ビルB1
tel:06-6577-0998
http://www.g-yamaguchi.com



福岡先生(非常勤講師)はこれまでによる作品展開をされています★






      

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ギャラリーで展示している作家の略歴や
コメントの掲載されたリーフレットです
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ギャラリーに行けば貰えるかも?!

福岡先生の紹介も是非手に取ってご覧下さい☆

2009年10月23日金曜日

技あり*

◆◇本ばれんの包み直し◇◆


本ばれんは竹皮(左:古)、
ばれん芯(右)(竹皮芯によく似た性質をもつテトロン/ナイロン併用素材で編み上げたもの)、
当て皮(中央)(和紙を何枚も重ねて漆塗りをしたばれん芯をおさめる皿状のもの)でできています。

まず新しい竹皮を湿らせ、作業しやすいように息を吹きかけ湿度を加えつつ暖めて柔らかくする

竹皮のスジを適度につぶす
皮が柔らかくなって、広がります。

握る部分以外を切り取る

竹皮の上にばれん芯、当て皮を置き、竹皮を内側に折込んでい

折込めたら握る部分もねじり上げる

できた方をしっかりと押えて反対側も同じ要領で行う。
両方を中心に向かって引っ張り

ひもで縛る
余分にねじった竹皮を切る。

湿らせたタオルバレンを覆ってひもでくくり
形を整え、乾燥
この後、タオルを取って、★出来上がり★
(この一連の作業は人によって多少差があります。)


初心者には難しい作業で学生にはきっとムリ。。。
ですが、職人さんの手にかかればホントに美しいばれんとして生まれかわります*

2009年10月22日木曜日

★ムービーを作る★

■3回生・CG演習■

この前(10/7)の授業に引き続き、
改めて撮影→編集→書き出し(編集したものを一つのムービーとして出す)に取り組みました。

課題はアクション・カット(出演者の動きを幾つか画面を切り替えて撮影する手法)
@ハンガコースPCルーム


↑版画コースのデジタルビデオカメラメディアセンターからもお借りしました。

ロッカーの中にカメラをセッティングして撮影してるらしい。。。

アプリケーションソフトウェア(コンピューター上で何らかの実行したい作業をする機能をもつソフトウェア)
Adobe Premiere(アドビプレミア)を使います。

◎昨日はゲスト講師として呉 鴻先生(左)に来て頂きました◎
呉先生は本大学を卒業され、映像作家として精力的に活動されてます。

編集作業時の注意点なども教えてもらいました◉

おもしろいものができそーで楽しみですね〜♪

呉先生、ありがとうございました!!