2008年11月28日金曜日

町田へ・・・

12/6のブログでご紹介した作品が完成しました。
残念ながら今、作品をお見せする事はできませんが機会をみてご紹介したいと思います。

彼女はリトグラフを用いてます。イメージを薄い紙に何枚も刷り、それらを数枚重ねた作品です。
ちょうど紙を重ねながら様子をみてる時でした。足下と手前、持ってるものがそれです。

その隣では、

作品と梱包材に必要な出品表の記入をしてました。
額装(作品を額に入れる事)したものを箱詰め

11人が出品したのですが、どれも1mを超えるものばかりで、友人同士助合いながら梱包作業をしました。

展覧会の詳細はコチラ↓

第33回全国大学版画展
2008.12.6(土)---12.21(日)

火〜金AM10〜PM5
土・日AM10〜PM5:30
入場無料

町田市立国際版画美術館
〒194-0013東京都町田市原町田4-28-1
TEL:042(726)2771-0860

展覧会情報


Dix Paysages de Kyoto 2008
版画集『京都十景2008』出版記念展


2008年12月2日(火)〜12月14日(日)
12:00〜20:00 最終日は18:00迄 月曜休廊
2日、18:00〜オープニングパーティー

平安画廊 京都市中京区寺町三条上ル
075-231-0694

版画集の中にハンガコースの黒崎彰名誉教授の作品が入ります。










お気に入りの「アート=くらし」に出会う2日間
横浜アート&ホームコレクション

場所:横浜ホームコレクション(横浜美術館の正面にある住宅展示場)
神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番
開催情報:11月28日(金)〜11月29日(土)
開館時間11:00〜20:00、入場は19:30まで
料金:一般:1,000円
問い合わせ先:045-221-0212
(横浜アート&ホームコレクション実行委員会)
ホームページ:http://www.yaf.or.jp/yahc/

はんがコース3回生前川春佳さんの作品が出品されます◉

2008年11月27日木曜日

サイトで紹介

10/3のブログで案内しました大学院1回生柴田さんの個展が展覧会情報サイトartscapeで紹介されました!

柴田美春展「Complex」
10/7〜10/12 GALLERYはねうさぎ room1[京都]

「Complex」をキーワードに、自らの身体を被写体にした写真作品を発表していた。体型や外見へのコンプレックス、その連鎖がもたらすさまざまな恐怖心や不安は、私を含め世の中の多くの女性が抱えているものだと思う。故にこのようなテーマや作品は劣等感を共感要素にして、観る側に媚びるような表現にもなりやすい気がする。けれど柴田の作品からはそんなネガティヴな要素にもイヤラシさが感じられない。見る角度によっては読み取れないし、ぱっと見るだけでは気づかないほど目立たないが、いくつかの作品表面には心に潜めた思いを書いた短い文章が小さく記されていた。自らの自信のなさやコンプレックスを受け入れ、ありのままの美しさというものをなんとか肯定しようとする姿勢もうかがえるが、なによりも自らを内観する等身大の視線と葛藤が垣間見える作品でなんとも清々しかった。
[10月12日(日) 酒井千穂]

artscape : http://www.dnp.co.jp/artscape/
柴田さんのページhttp://www.dnp.co.jp/artscape/exhibition/review/081115_03.html#t01

グループ・シルクスクリーン

銅版グループの合評会が行われてる頃、
3F廊下ではシルクチームパネル展示の状態で合評という事で作品ができてる学生から展示してました。


15:00〜スタート


自分のプレゼンの後、先生、クラスメートから意見が出てディスカッションが行われてました。

作品はまた後日UPします☆<対峰館3Fにて展示中>

大阪の展覧会情報

まずは非常勤の熊谷先生の個展案内です。

熊谷誠 / KUMAGAI MAKOTO
日の出

12月6日(土)ー12月26日(金) 2008
12:00-19:00 休廊:日月祝
reception for the artist : 12/6(土)17:00~

ギャラリーヤマグチ クンストバウ
〒552-0022大阪市港区海岸通1-5-25 商船三井築港ビルB1
Tel:06-6577-0998 Fax:06-6577-0995
URL:www.g-yamguchi.com










卒業生の個展案内

高橋涼子 Ryoko Takahashi
“EAL WORLD”

2008年12月6日(土)ー12月27日(土)
13:00-19:00[日・月 休廊]

studio J
〒550-0013
大阪市西区新町3-14-8
tel /fax 06-6110-8508
URL:http://studio-j.ciao.jp/
高橋さんのURL:http://www.ryoko-takahashi.com/

ハンガコース14期生です。

お住まいが大阪の方!ご興味のある方はゼヒ!!

2008年11月26日水曜日

MacCG今日は…

授業中に音楽聴いているフトドキな学生、ではありません。
今日は作曲しよう講座なのです。自分のオリジナルビデオのためのテーマ曲を作曲しているのです。ソフトはとても身近なガレージバンドなのですけど結構奥は深いのですね。リバーブの使い方とか、コンプ/リミッターって何なのとか、イコライザーのこととか一歩踏み込んで学びました。

合評会づくし!!!

今日は1回生、2回生はそれぞれの必修科目の合評会が行われてました。
まずは2回生銅版基礎グループ合評風景です。


in2F工房

規定サイズの銅板7枚中、3枚モノクロ作品4枚を色分解してカラー作品にしました。
モノクロ作品は1枚につきで一つの技法で、何段階かに分けて加筆しながら進めました。3種類の技法(エッチング、シュガーチント、ソフトグランド)を体験した後にその技法を活かしてカラー作品に取り組みました。

作品展示中です!<対峰館2F>後日ご紹介しますのでお楽しみに☆

院生が出品


2008京都美術ビエンナーレ
京都府美術工芸新鋭展

◆日本画◆洋画◆版画◆彫刻

会期:H20年11月29日(土)〜12月14日(日) 月曜休館 AM10~PM6 金曜はPM7:30迄
場所:京都文化博物館 4F <入場無料>
京都市中京区三条高倉 TEL:075-222-0888
6日、13日は出品作家によるギャラリートーク有 pm1:30~

この展覧会は公募部門・招待部門があり、
大学院1回生達は公募部門で展示されます。

似顔絵切り絵氏の活躍

チラシ(たしか関西電力)の一部。
様々な場所で活躍されてます

2008年11月25日火曜日

卒制までの道のり

卒業審査日までついに1ヶ月切りました!!
個々の制作進行状況はどうなってるのでしょうか!?

↑大きなキャンバスに向う学生。
試行錯誤しながら進めてます。と、その様子を伺う院生。

石版画に取り組んでます。新しい版を作るためにはまず、石を磨かなくてはいけません。専用の道具もありますが石同士すり合わせて磨くと一度に2つの版を作る事ができます!
とっても重いのでこの作業は重労働ですね。

↓多色の水性木版をしてます。

↓できあがった作品の額装の相談をしてました。版画は作品を額に入れて展示する機会が多いので額選びも、マット(額の中にある紙製の窓枠のような物)選びも非常に重要です!!

4回生のみんな、寒さに負けずがんばれ!!!

2008年11月24日月曜日

もうすぐ合評

1回生の木版基礎の授業も明日最終日となりました。
ギリギリまで粘ってがんばってます。
↓先生と相談しながら。

多色の場合も彫る→摺る。という作業を重ね、また彫る→色を変えてみる等の調整をしながら完成に持っていきます。


摺る前により状態の良い刷りができるよう和紙を湿らします
新聞紙を湿らした物を乾燥しないようにビニールに挟む。

イメージを中心に摺るためであったり、どんなに色を重ねても摺りがズレないよう見当板を使います。版画では必ずと言って良い程見当を必要としますが、L字になってる物は木版画独特です。
↓まさに見当をつけてるところです。

10:00~16:00

今日は通常授業日ですが、公募制推薦入試の入学手続きにあたり
○もう一度施設を見ておきたい
○カリキュラムの内容を確認したい
○他大学と検討する中で新たな疑問が生じた方、
進学相談会を開催しております!
ハンガコースも教員が皆さんの相談に応えられるよう、お待ちしてます。 今後の試験対策等も相談することができるのでゼヒ!気軽に!参加してください!!

2008年11月21日金曜日

明日は!!!

池垣禎彦教授お誕生日です!
◆◇◆HAPPY BIRTHDAY◆◇◆
先生にとってステキな年になる事を祈っております!

これは池垣先生の研究室のドア目印

平版のバリエーション

●オフセット●
印刷技術の一つで平版を用いられる事が多いです。鮮明な印刷が可能で、印刷工場で何百,何千枚刷る事も可能ですがココでは人力の方法を紹介します。

まずアルミ板に感光剤を塗ったPS版や金属プレートに感光性のあるシリコンが塗られた水なし平版とし、そこにイメージを定着させます。
次にイメージ部分油分と仲が良い状態なので油性のインクローラーでのせます。
PS版の場合は水と油の反発性を利用して刷るため、版面を水で湿しながらこの作業を行います。

↑これは水なし平版。

そして版に付けられたインクを、一度ゴムブランケット(ゴム製の円筒型の転写体)などに転写(offset)した後、紙に刷ります。
分かりにくいですがオフセット刷りの大きな特徴は、この版と紙が直接触れない印刷方法です。

茶色の円筒型の物がブランケット。イメージが転写されてるのが見えますでしょうか。
手前が版奥が版画


何枚か版を重ねて出来上った完成品。2年生の作品です。
※水なし平版の技法に関しては9/16,10/7,10/20のブログをどうぞ☆

2008年11月20日木曜日

何をしてるのかというと・・・


ダークバック(袋状の暗室:一切光が入らない状態)の中で、フィルムを取出しリールに巻付けタンクに入れる。というフィルムを現像するための準備作業をしてます。
地味な写真ですが、この黒い袋の中では失敗すると正確なフィルムを現像ができなくなってしまう重要な作業が行われてます!
道具の紹介は8/21のブログでどうぞ!

合格者

夏に実施されたAO入試合格するとその後、課題提出と何度かのスクーリング(大学に来て授業を受ける)に参加してもらいます。これは第1回目のスクーリングの様子。

↑学生に混じって授業を受けたり、課題作品を持参してもらい、面談してるところです。

2008年11月19日水曜日

MACCGグリーンバック撮影

本日はスタジオグリーンバック撮影クロマキー合成と言います。
ビデオで撮影かと思いきやプログレッシブで動画の撮れるコンデジが意外と高相性
写真はグリーンの設営、撮影、そして版画コースのPCルームにてAfterEffectsKeylightを使い
グリーンを抜いて合成しているところ。途中から授業を忘れ面白い映像を作って爆笑していました。

続・それぞれの制作

3回生個人制作の様子をいくつかご紹介します。

長岡(銅版)ゼミ中間合評会。先生の研究室であったりオープンスペースで展示してました。


彼女は10/22に和紙を漉いてる様子を紹介してました。

こちらは武蔵(平版)ゼミ学生と非常勤の先生
基礎授業では習わない専門的な技法等のレクチャーを受けてます。これはリトグラフ製版作業の一部です。


就職活動に使う作品ファイル


木版工房で彫り作業中の学生。

2008年11月18日火曜日

ヘイターさんが考えました。

木版画の技法紹介◆ヘイター技法◆
一版多色油性木版画の一種で版木にジェッソ等でイメージを作り、油性インク何層か重ねて刷ります。以前にも紹介しているコラグラフに近い技法です。
まずはベースとなるインク(やや固め)をのせ余分なインクを寒冷紗などで取り除きます。
凹の部分にインクを詰めている状態です。

次に先程よりやわらかめのインクをローラーでのせます。
今度は凸の部分にインクを置きます。

最後にやわらかいインクをローラーでのせて刷ります。
このデモでは3色重ねにしましたがもう少し版を重ねる事もできますし、2色でもできます。

プレス機の圧力調整します。

版の凹凸のイメージ3色の重なりで浮かび上がっているような刷り味で、一見一つの版で一気に刷ったとは思えません!

2008年11月17日月曜日

恒例行事

12月6日(土)〜全国大学版画展という学生の展覧会町田市立国際美術館で開催されます。
今年は大学院生を中心に数名が出品するのですが、今日はそれに向けた作品のチェックが行われました。
来週末あたりに発送しますが、作品が完成してる人もいれば途中段階の人もいます。これから完成型に向けて(額装などを含む)、詰めていきます。



この展覧会の詳細は後日案内させてもらいます。