2009年9月30日水曜日

◆第1課題提出◆

2回生木版チーム
本日の第1課題提出に向けて制作を進めておりました!
そんな様子です↓


まずは彫り。
一つの絵を仕上げるのに版木を何枚かに分けて構し、順番に摺り重ねる水性多色を制作してます。
ケガしないよーに気をつけて▲▲

摺りのデモンストレーションがありました。
これを踏まえて自作に生かします。

水分量と絵の具量の配分が難しい。。。
単色の部分があったり、
グラデーションにしたり、
同じ版でも色を変えただけでも印象が変わります。
色々試してみて、どれがより良く表現できるか、探っていきます。
木版工房で制作してます

次は第2課題に取りかかります!

2009年9月29日火曜日

少人数でじっくり

先日2回生でウォータレスリトグラフの基礎授業のお話をさせて頂きましたが、
3回生にもレクチャーがあります⦿応用編です★
基本的に武蔵篤彦先生(教授)ゼミ生(主に平版を専攻してます)に向けてものです。

右:ダイヤマット(製図用フィルム)にアクリルガッシュの黒でイメージを描き
コレを原稿とします。
ウォータレスリトグラフの版はアルミ板にシリコンが塗ってあるもので、
露光機で30秒ほど感光させ、
現像液で製版します。
(現像液を専用のブラシで版面をなでるように動かすと描いた部分のシリコンが剥がれていきイメージが現れます)
イメ−ジがどピンクなのは製版部分がわかりやすいように染色液をつけていてそれがピンク色をしてるのです。

イメージが現れたら後露光をします。
版を強化するため。

このあと、ニードルで版面を引っかくとその部分のシリコンが削られ、それもイメージとして出てきます。
感光しないような細いラインがつくれます◉
この後もうすぐ刷れます!
☆スピーディー☆

ダイズ油脂からできたインクを使います◯
ローラでインクを版面に転がすとイメージの部分だけにインクがつきます
(描画しなかった部分はインクとシリコンが反発し合ってインクがつきません)

平版で、リトグラフより早くて失敗が少ない技法だと思います。
にじんだイメージ表現は少し苦手ですが
ラインは得意です◎

2009年9月28日月曜日

こういう季節になってきました*

今日は後期最初△4回生合同合評会△

ですが、いつもの作品プレゼンテーションではなく、
卒業制作に向けての作品と展示プランなどのプレゼンテーションでした◎

休憩中▲
展示替えしてます。

今はプラン段階で、試作を重ねていく状態であり、
また色々と変更点が多いと思います。

でも、いよいよ!卒業制作を多いに考えて作品制作をする時期に突入してきました。
まだ9月だから・・・
と思ってるとあっという間に11月、12月になってしまいます!

4回生の皆さん!
気を引き締めて取り組んでいって!!

2009年9月25日金曜日

作品制作のために*

♢版画コース:4回生対象のオープン授業第1回目♢
何がオープンかというと、この授業はハンガコースの学生だけでなく、他のコースの学生も受講できます⦿
この授業では作家として表現する方法の基礎を習得するものです。

実は後期に備えて事前講義がありました。受講学生は夏休み前にポートフォリオ(作品集)を提出しています。
それを先生が検討され、まず第1回目にその評価をされました。

また、作品制作にも取り組んでいます。(きっとそのはず)
次回からはいよいよ先生が数人づつ作品講評されます!

講師清水 穣先生(非常勤)
清水先生は芸術評論家でもあります。
新任の先生です。
よろしくお願いします!

辛口批評<とてもクリアーなご意見>だったそうですが、
作品がパワーアップするようにがんばれ◉

2009年9月24日木曜日

一つだけ

シルバーウィークが明けました。
皆さん、以下がお過ごしでしたでしょうか?

今日は1回生モノタイプの授業の様子をご紹介します。
モノタイプ:原版から1枚だけ刷れる版画(複数枚は同じものは刷れません)
アクリル板や金属板等に直接インクなどで描画し、紙を置いて圧力をかけて転写します。
インクののせ方そのもので刷れるので、版がない版画のような感じです。


ハンガコースではアクリル板を使っています。
アクリルの上に筆やローラ、ヘラなどでインクをのせ、イメージを作ったり、
布や棒などインクを剥がすようにイメージをのせたり、
その上から溶剤をかけたりしてもイメージが出てきます。

エッチング用プレス機を使って圧力をかけます。

うまく刷れた!?
みんな見てます◎-◎

先生に相談中

◉一度刷ったら次回作に向けてキレイに掃除◉

担当集治 千晶先生(非常勤)
前期にもドローイングの授業を担当して頂いてました。
よろしくお願いします。

2009年9月20日日曜日

♠秋のオープンキャンパスも終了♠

今日は今年最後のオープンキャンパスでした!
版画コースはコースの施設案内や学生作品の展示、1回生の自主制作、それからワークショップをしてました♪
受験を目の前に控えた高校3年生、まだじっくり考えてる高校1,2年生、その保護者の方々。
参加者の皆さん、ありがとうございました☆


作品展示


1回生の自主制作(コラグラフ制作:アルミプレートを使った一つしかできないリサイクル版画。)

エッチング体験で作った参加者作品

△▽ブックアート体験ではステンシルで表紙のデザインをして小さなノートを作ってもらいました。

“版画”というと、
一度はした事のあるモノクロの木版画の印象が強いと思いますが、
オープンキャンパスで版画コースに遊びに来て
「こういうのも版画なんだぁ」と
想像以上に版画の印象が広がる生徒さん達の声を聞きます。

実際の作品や工房を見てもらえる事できっと皆さんの版画の印象が膨らむと思いますので、
ゼヒ次回、遊びに来て下さいね★

イベントの日に予定が合わない場合でも少し案内できると思います。
そんな時はコチラ!!
受験生フリーダイヤル0120-075017までどうぞ!
メールhanga@kyoto-seika.ac.jp

2009年9月18日金曜日

今週日曜はっ!!


彼女(実習アシスタント)が一生懸命切ってくれてるものは

コレ。紙の束
そして
⦿学生作品の展示⦿

1回生ー描き写しとポリマー版画、消しゴム版画

木版画作品

リトグラフ

銅版画
ピンホールカメラと写真

何かといいますと
★9/20sun.秋のオープンキャンパスです★
在学生の制作シーンを「まぢか」で見て、入学を「まぢか」に感じるプログラム。
ということで、版画コースは
❖コラグラフって何?1回生の自主制作を真近で見ていって!

アルミプレートを使った一つしかできないリサイクル版画を1回生が制作しています。
↑授業中の1コマ↑

エッチング入門編★蔵書票orチャームができるよ!
小さな銅版画で腐食技法(エッチング)を体験してみて☆

4回生の制作、こんな感じで銅板に針をつかって絵を描きます

ブックアートをしよう!オリジナルブックができるよ!
簡単な製本技法によってあなただけのオリジナルブックを作って☆
さっきの紙の束はこのためのもの
表紙にステンシル(型紙を使ってイメージをつくる)をします☆

その他、
先程ご紹介した作品展示やハンガコースの施設をご案内したり、就活用・作品ファイルの公開、卒業生の就職先を紹介。
専任教員による入試相談会をおこないます。

色々ありますよ〜♪
この機会に∞∞♫∞ゼヒゼヒ遊びに来て下さい∞♬∞∞

2009年9月17日木曜日

*先生が2人**

版画コースの木曜日、金曜日は選択実技授業となってます。
必修ではないのでその授業をとる、とらないは本人の自由です◯
その中の一つ↓
「 紙 」を使用した作品制作をする。というもの
紙なので、平面でも、立体でも作れますね◎

今日は第一日目で、スライドレクチャーがありました。
先生方のこれまでの作品を沢山見せてもらいました♫

実作品も持って来てもらってました★


上2つは宮崎先生のドローイングの作品
「触ってもいいよ」といってもらい
そういった機会もそんなに多くはないので、学生達は☆興味津々☆
みんな手に取って観ました◉◉◉

こちらは福岡先生のの作品

担当はお二人☆
右:宮崎  豊治先生、左:福岡  舞子先生(非常勤)
今年もよろしくお願いします!
@スタジオ

2009年9月16日水曜日

◯応用編◯

2回生は先日ご紹介したウォータレスリトグラフ木版画分かれて授業を受けてます。
1回生の時に木版を触ってますが2回生はそのステップアップバージョとなってます☆☆☆
今日はそのレクチャーにお邪魔しました。
水性と油性を学ぶ内のコレ↓は油性凸版

みんなで試し用版木に金ずちで何かの型つけたり、

彫刻刀で彫ったり、でキズをつけたり、テープを貼ったり…
色んなものを使ってどんな風なテクスチャー(物の表面の質感)が出てくるのかをみます。

その次にローラーにインクをつけて
版木に均一に塗れたら
刷ります!

エッチングと同じプレス機です。
横の2つの木は版木と厚みを揃えるためのもの。
<コレは木版ゼミで使ってるものです。>

版を作った時に見えていた感じと刷った後では表情が違います。
「アレはこんな風になるのかぁ」と覗き込んでる図▲

一度目の刷りより2度目はインクが馴染んでより濃く出ます◎

担当坂本 恭子 先生(非常勤)
今年もよろしくお願いします!