2008年11月21日金曜日

平版のバリエーション

●オフセット●
印刷技術の一つで平版を用いられる事が多いです。鮮明な印刷が可能で、印刷工場で何百,何千枚刷る事も可能ですがココでは人力の方法を紹介します。

まずアルミ板に感光剤を塗ったPS版や金属プレートに感光性のあるシリコンが塗られた水なし平版とし、そこにイメージを定着させます。
次にイメージ部分油分と仲が良い状態なので油性のインクローラーでのせます。
PS版の場合は水と油の反発性を利用して刷るため、版面を水で湿しながらこの作業を行います。

↑これは水なし平版。

そして版に付けられたインクを、一度ゴムブランケット(ゴム製の円筒型の転写体)などに転写(offset)した後、紙に刷ります。
分かりにくいですがオフセット刷りの大きな特徴は、この版と紙が直接触れない印刷方法です。

茶色の円筒型の物がブランケット。イメージが転写されてるのが見えますでしょうか。
手前が版奥が版画


何枚か版を重ねて出来上った完成品。2年生の作品です。
※水なし平版の技法に関しては9/16,10/7,10/20のブログをどうぞ☆

2008年11月20日木曜日

何をしてるのかというと・・・


ダークバック(袋状の暗室:一切光が入らない状態)の中で、フィルムを取出しリールに巻付けタンクに入れる。というフィルムを現像するための準備作業をしてます。
地味な写真ですが、この黒い袋の中では失敗すると正確なフィルムを現像ができなくなってしまう重要な作業が行われてます!
道具の紹介は8/21のブログでどうぞ!

合格者

夏に実施されたAO入試合格するとその後、課題提出と何度かのスクーリング(大学に来て授業を受ける)に参加してもらいます。これは第1回目のスクーリングの様子。

↑学生に混じって授業を受けたり、課題作品を持参してもらい、面談してるところです。

2008年11月19日水曜日

MACCGグリーンバック撮影

本日はスタジオグリーンバック撮影クロマキー合成と言います。
ビデオで撮影かと思いきやプログレッシブで動画の撮れるコンデジが意外と高相性
写真はグリーンの設営、撮影、そして版画コースのPCルームにてAfterEffectsKeylightを使い
グリーンを抜いて合成しているところ。途中から授業を忘れ面白い映像を作って爆笑していました。

続・それぞれの制作

3回生個人制作の様子をいくつかご紹介します。

長岡(銅版)ゼミ中間合評会。先生の研究室であったりオープンスペースで展示してました。


彼女は10/22に和紙を漉いてる様子を紹介してました。

こちらは武蔵(平版)ゼミ学生と非常勤の先生
基礎授業では習わない専門的な技法等のレクチャーを受けてます。これはリトグラフ製版作業の一部です。


就職活動に使う作品ファイル


木版工房で彫り作業中の学生。

2008年11月18日火曜日

ヘイターさんが考えました。

木版画の技法紹介◆ヘイター技法◆
一版多色油性木版画の一種で版木にジェッソ等でイメージを作り、油性インク何層か重ねて刷ります。以前にも紹介しているコラグラフに近い技法です。
まずはベースとなるインク(やや固め)をのせ余分なインクを寒冷紗などで取り除きます。
凹の部分にインクを詰めている状態です。

次に先程よりやわらかめのインクをローラーでのせます。
今度は凸の部分にインクを置きます。

最後にやわらかいインクをローラーでのせて刷ります。
このデモでは3色重ねにしましたがもう少し版を重ねる事もできますし、2色でもできます。

プレス機の圧力調整します。

版の凹凸のイメージ3色の重なりで浮かび上がっているような刷り味で、一見一つの版で一気に刷ったとは思えません!

2008年11月17日月曜日

恒例行事

12月6日(土)〜全国大学版画展という学生の展覧会町田市立国際美術館で開催されます。
今年は大学院生を中心に数名が出品するのですが、今日はそれに向けた作品のチェックが行われました。
来週末あたりに発送しますが、作品が完成してる人もいれば途中段階の人もいます。これから完成型に向けて(額装などを含む)、詰めていきます。



この展覧会の詳細は後日案内させてもらいます。