2009年5月19日火曜日

技法研究も色々できる☆

◇ポリマー版画の製版と刷の様子◇
製版するには手描きPCを使っての原稿、色んなもの貼付けたりしても版ができます!
コレはポリマーならでは★☆★
また、感光させて製版するので版に直接ではなく版にしたいイメージをフィルムに作ります。
そんな訳で自由課題に入る前にマチエール(絵の表面の肌合いや材質的効果)研究をしました。
テストピースのようなものなので小さな版に色んなものを使って、どんな調子が出てくるのかを試します。

原稿(フィルムなど)を並べて、プレート(未使用の版)を置き、感光。

その後、細かな調子が版となって出てくるようにコンタクトスクリーンと呼ばれるフィルムを感光。

露光機(シルクスクリーンと同じもの)時間を設定。

その後、水洗いすると、何もなかった版にみるみるイメージがデコボコした状態であらわれてきます!
乾燥機に入れ、その後もう一度より強い版にするため感光させます。
製版はこれで完了

<刷り>インクを詰めて、余分な所を拭き取り、刷ります。
この部分は銅版画の手順にとっても良く似てます

ポリマー版画で使う版はオレンジ

刷れる用意ができたらプレス機に版を並べて刷ります。

◆こんなのができました◆
人によって試すものもいろいろ
できばえは!?