◇ポリマー版画の製版と刷の様子◇
製版するには手描きやPCを使っての原稿、色んなものを貼付けたりしても版ができます!
コレはポリマーならでは★☆★
また、感光させて製版するので版に直接ではなく版にしたいイメージをフィルムに作ります。
そんな訳で自由課題に入る前にマチエール(絵の表面の肌合いや材質的効果)研究をしました。
テストピースのようなものなので小さな版に色んなものを使って、どんな調子が出てくるのかを試します。
原稿(フィルムなど)を並べて、プレート(未使用の版)を置き、感光。
その後、細かな調子が版となって出てくるようにコンタクトスクリーンと呼ばれるフィルムを感光。
↑露光機(シルクスクリーンと同じもの)時間を設定。
その後、水洗いすると、何もなかった版にみるみるイメージがデコボコした状態であらわれてきます!
↑乾燥機に入れ、その後もう一度より強い版にするため感光させます。
製版はこれで完了。
<刷り>インクを詰めて、余分な所を拭き取り、刷ります。
この部分は銅版画の手順にとっても良く似てます。
ポリマー版画で使う版はオレンジ色。
刷れる用意ができたらプレス機に版を並べて刷ります。
◆こんなのができました◆
人によって試すものもいろいろ。
できばえは!?