2009年7月16日木曜日

凸版だけではないのですっ☆

木版画というと、板目木版の凸版(彫刻刀などで彫った部分が白くなり、彫り残した部分にインクがつくというもの)がメジャーですが、
板目木版の凹版(彫刻刀などで彫った部分にインクがつき、彫り残した部分が白くなるという、さっきと逆もの)というのもあります!
更に、水性と油性があります。
今日は水性凹版画のレクチャーの様子をお届けします。

板に彫刻刀などでイメージを作る
その後、紙の色がハッキリ出て欲しい所にニスなどを塗ります。
(↑木の色が見えてる所にはニスが塗ってあり、黒い部分には塗ってありません)
次に顔料をのせます。

ブラシで顔料をまんべんなくのばす
(彫った部分にインクを詰めるよーに)

スキージー彫り残した部分にのってるインクをとりさる

プレス機で刷る。

◇◆できあがり◆◇
(注:デモ用なので特別なイメージではありません)
レクチャー後、この技法を利用した作品が出てくるのを楽しみにしてます♪♪♪